初心者WEBディレクターなら読んでおきたいオススメの3冊
2015/09/22
WEBディレクターの仕事は、会社や案件ごとにやることが全然違うので「こんなことやったことない!」「どう進めていいか分からない!」そんな経験はよくあります。WEBに対する幅広い知識が求められます。そこで、WEBディレクター7年目の僕が実際に読んでみて、「これはイイ!」と思った本をまとめてみました。
これからWEBディレクターを目指す人も、WEBディレクター初心者の方にもおすすめの本を厳選して3つ紹介します。
WEBの知識がゼロの人にお勧め「図解でわかるWeb技術のすべて」
「図解でわかるWeb技術のすべて」は僕がWEBディレクターとして入社して、最初に先輩ディレクターに渡された本です。この本は2001年に出版された非常に古い本です。WEBの技術は毎年に進化しているので、発売されて1年経つと使えない情報になりがちですが、この本で紹介されている内容は、年月が経っても変わらないベースとなるWEBの技術や仕組みがまとまっています。
クッキーの仕組み、画像形式の違い、サーバーの基礎知識、IPアドレスやDNSサーバーなどがまとまっています。WEBディレクターやプロデューサーならこれらの情報を最低限知っておかないと、仕事ができないと思います。なにより知らないと絶対に恥をかきます!
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図解でわかるWeb技術のすべて―HTTPからサーバサイド構成まで
ディレクション業務が網羅された教本「Webディレクション標準スキル152」
WEBディレクションスキル系の本は似たようなものがいくつも販売されています。正直、どれも似た内容なのでどれでもいいかと思います。この手の本を1冊でも読んでおけば、実際にディレクションする際に「次なにをすべきか」「どこにリスクがあるのか」「どの手法をとるべきか」などが分かるようになります。
あえて、「Webディレクション標準スキル152」をお勧めした理由は、ディレクション業務の内容が網羅されているからです。要件定義、発注、デザイナーやマークアップとのコミュニケーションの取り方、スケジューリング、リスク管理など1つのサイトを作り上げる際に必要なスキルがまとまっています。
Webディレクション標準スキル152 企画・提案からプロジェクト管理、運用まで
プランニングをやるなら読んでおきたい「現場のプロが教えるWebマーケティングの最新常識」
WEBディレクターは、クライアントに対して企画提案をおこなう場合があります。その際に企画が成功する「根拠」を説明しなければいけません。「面白そうだから」と提案したところで、不採用は目に見えています。
根拠を説明するためには、WEBマーケティングの手法やトレンドを把握したうえで、ターゲットに刺さる企画を提案しなければいけません。「現場のプロが教えるWebマーケティングの最新常識」では、動画、SNS(facebook,twitter,instagram)、インフォグラフィックなどの活用方法など様々な観点でWEBマーケティングの可能性を紹介しています。
幅広い分野を紹介しているので、正直内容は濃くはありませんが、WEBマーケティングの現在を知るうえで役に立つ本です。プランニングする際に、パラパラとページをめくると、アイデアが浮かぶこともあります。
現場のプロが教えるWebマーケティングの最新常識 知らないと困るWebデザインの新ルール5
おわりに
以上、初心者WEBディレクターなら読んでおきたいオススメの3冊でした。最初に書いた通り紹介した3冊は、ディレクション業務が未経験で、これからWEBディレクターになりたい人にも、役に立つ本です。
僕がそうだったように、知識をつければ未経験でもWEBディレクターになれるので、これらの本で勉強してみてください!